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 Q&A
 W(ワット)とは?

 かんたんに言えば、その機材の持つ音量音圧などの駆動パワー(アンプのパワー)。 一般的に、この数値が大きければ大きいほど大きなパワーを持っており、より大きな音量音圧でスピーカーを鳴らす事が出来るとされる。 またパワーが大きいほどボリュームを上げた時の色々な余力があるため、この数値が大きければ大きいほど機材に負担は軽く、また大きい音でもクリアな音質で再生できるとされる。 (パワーに余力がないと、機材にかなりの負担を掛け予想外のトラブルを併発させてしまうだけでなく(機材のオーバーヒートによる出音中断とか)、そもそもボリュームを上げた時に音が歪んでしまいます。 ちなみに、キーボードやベースでは、音質的にこの歪みが嫌われる傾向であるから、歪みが好まれるギターアンプに比べ 倍近く、又は倍以上のパワーが必要とされております。 またその理由のひとつとも

 ※ ギターアンプは、よく現場に合ったパワーのアンプをチョイスするのが ”良し” とされておりますが、(大は小を兼ねず) しかしこれはあくまでギター特有のアンプをドライブ(クランチ〜ハイ・ゲイン)させる目的が前提での話であるため、クリーンサウンドを求めた場合や、その他そもそもクリーン系前提のベースアンプやキーボードアンプにはこれら話は当てはまらないことは十分予め。。(この場合は大は小を兼ねる上に、さらに大は大であればあるほど良しとお考えください)

 但し、これら数値は一応理論上の数値でしかなく、実際音を出す現場におきましては、スピーカーの性能(能率)やスピーカーの大きさ・数、スピーカーボックス、もちろん演奏される楽器によっても音量音圧は大きく左右されるため、あくまで機材選択のおおよその数値でしかない事は予め。 (実際能率のやや低いスピーカーと能率の高いスピーカーとでは、同じワット数のアンプパワーでも 倍以上の音量差が出てしまうこともけっこう多いですよ

 なおスピーカー側の許容入力に関するワット数に関しては、そのアンプのパワーをきちんと受け止められる許容値の事を指し、(この場合は、スピーカーのパワー指数とはなりません) 一般的には、その許容入力を上回るパワーを入れてしまった場合には、アンプパワーの余力に関係なく アンプの持つ能力が出しきれないだけでなく、スピーカーに過度のパワーが行き、最悪 スピーカーが発火するなどのとんでもない事故につながってしまう場合も。

 【その他パワーにまつわる事例
 ・同じワット数(アンプのパワー)でも、単純にスピーカーが倍になれば音量は体感2倍ほどになる事もあります (逆に言えば、スピーカー数が減ると音量は下がる)。

 ・同じワット数(アンプのパワー)でも、小さいスピーカーより大きいスピーカーの方が音量感も大きくなります。 (逆に言えば、同じ100Wでも 大きいスピーカーより小さいスピーカーの方が音量は小さくなります)

 ・同じワット数(アンプのパワー)でも、小さいスピーカーBOXより大きいスピーカーBOXを持つユニットの方が音量感も大きくなります。 (逆に言えば、同じ100Wでも 大きいスピーカーユニットより小さいスピーカーユニットの方が音量は小さくなります)

 ・同じワット数(アンプのパワー)、かつ同じスピーカーでも、再生される音の音域によっては体感音量が異なります。 例えるなら、ギターの音域とベースの音域とでは、高音域のギターの方はちょっとの音量でも聞こえやすいが、しかしベースの低音域はそこそこ音量を上げないと聞き取れ難く、まあこういった体感的な音量をご想像して頂ければと。 (ゆえ、ベースアンプの方がより高いパワーを必要としている もうひとつの要素とも

 ・真空管アンプ(チューブアンプ)とソリッドステートアンプ(トランジスタアンプ)とでは、同じワット数でも、真空管アンプの方が倍以上体感音量が大きいと言われております。

 ・生ドラムに対抗しようとした場合、ギターアンプなら出来れば80W前後、ベースアンプであればその倍以上の200Wほどのパワーは必要とされております。 (但し、もちろんこの目安も、演奏曲やステージングなど色々な要素によって異なってきます。 また奏者自身のモニターのみの目的用途は除きます)

 ・真空管アンプに対してのスピーカー許容は、出来ればアンプパワーの2-3倍ほどの許容は持たせておいた方が良いと言われております。 (100Wの真空管アンプなら、スピーカーキャビネットは200W-300Wほどの許容入力は確保しておいた方が良いというわけ


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