ども。　音響レンタルのRental Drums.jp　です。

今日は、とあるお客様が中古（ヤフオク）で買ったベースアンプの調子が悪いので、（落札して到着直後から）　ちょっと見てくれないか？　とのことで、、　ご来店。　ちょっと時間が取れなかったので一応預りということで。。　しかし後日、思わぬ驚愕する事態が発覚することに！！！

まず症状は、とある周波数の音程でゴソゴソといったノイズが聞こえる　といったもの。

色々と調べてみるが、、　ノイズというより、何だかスピーカーの奥から物理的な擦れる音が聞こえる感じがしたので〜　とりあえずスピーカーを取り外しキャビネットをオープンしてみることに。（何か故障・不良のように思えない）

クリックで拡大します

なんだか汚ねえな。

スピーカー裏の吸音材がもうボロボロです。

ん？

クリックで気持ち悪くなります

なんだかゴマみたいな粒がそこらじゅうに散らばっていて、またその粒はキャビネットの木材やスピーカーの裏などにもこびり付くようにもびっしりと。（異常なくらい）

なんじゃこれ。

んー　しかし、なんか何処かで見覚えのあるようなないような・・・（この時点で何となくある不安がよぎる。　なので一応外へ出て作業の続きを）

まあ取りあえず吸音材を全部取っ払ってみようかな。

クリックでドン引きします（やや閲覧注意）

やや！　こ、、これは。。　この茶色い物体は。。。（その不安がより鮮明になってくる）

もしやあの羽の欠片？

いやいやそれはない。　それはないと思いたい。

しかし次の瞬間！　頭に浮かんでいた映像が確実なものとなる。（閲覧注意）

もうこれはクリックしたらあかん！

手羽先・・　いやあの足だ！　しかも二本も発掘。。

そう、キャビネットの中はあの黒く平べったいコックローチの巣靴だったと見られ、、（ちなみにあの黒い粒は、、　そう　”糞”　だったようで。。）

ちなみに肝心の本体（完全体）は発見されなかったが、丸二日ぐらい部屋に放置していたので　自室へ放たれてないことは祈るしかない。

ヤフオク中古恐ろしや！　これはほんまにヤバかったわ。。。

※　なお、あのこびり付いていた糞をキレイに除去し、キャビネット内部は念のため塗装＆吸音材の張り替え。　それであのノイズは解消されました。　おそらく固着していた糞が擦れて音が鳴っていた様子。。

※　今回修理したアンプはバスレフ式のキャビネットを採用したコンボ型アンプで、ちなみにバスレフポートは背面にあるタイプだったので、、　そこには網やグリルなどはなく。。　そこが巣靴への出入り口になっていたと思われる。　バスレフ型のアンプをご検討の方は要注意を！　（ギターアンプにこのタイプは少ないかもしれませんが、ベースアンプやキーボードアンプにはけっこう見られますので、一応補足までに）

※　こういったリスクは何もヤフオクだけに限りませんので、一応その辺りも予め。

※　あ、一応当社で機材の修理業務は行っておりませんので、念のため。。（今回たまたま持って来られたお客様がいらっしゃって、しかしまあ折角なんで取りあえず見てみますわ・・　ということで、今回たまたま修理してみただけです）