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2018-6-5
ギターやベース買うなら中古?新品?

 ギターやベース買うなら中古が良い? 新品が良い?

 中古は大丈夫?

 私個人的には、中古は十分ありと思っております。 むしろあえて中古を選ぶことも。

 なんで?

 中古だと木材の当たりハズレが分かりやすいからです。

 ギターやベースは木材製品。 加工されているとはいえ湿度や気温などによって膨張や収縮を繰り返し、経年とともに細かく変形するのが一般的です。 特にネックは細長いため、この影響が非常に強く出ることも多いでしょう。(ネックが反る等)

 しかしこの変形、けっこう個体差が激しいんですね。。

 パッと見、同じギターでも〜 加工する木材の細かい部位、それから組み合わせ等により、新調より数年で大きく湾曲してしまう個体あれば・・ 数年経ってもほぼ微動だにせずストレートの状態を保っているなど。(保管状態も影響しますが、その保管状態をおろそかにしていてもこんな差が出ることも)

 ちなみにこの傾向は、高級ギターであろうと廉価モデルであろうと それは関係ありません。(高級モデルは、イイとこ取りのような感じで ある程度素材は厳選されてはおりますが)

 つまり中古だと、新品時には分かり難い ”当たり” ”ハズレ” を判別できることも多く、(ハズレに近いグレー等も)

 とまあこんなわけで、中古も十分アリというわけで。(新品よりも〜 また程度の良い1・2年落ちの美品よりも〜 そこそこ経年している状態の良い中古を、、 みたいな)

 ※ なお、新品時の木材は比較的多く水分を含んでおりますので、新品時から5年も経過していればそこそこ安定しているかと思われます。

 ※ なお、よほど安物ギターを除き、こういった木材加工はそこそこ高い精度で作られておりますので、これら当たりハズレはそこまで頻度高いというわけではありませんが、ただやはり何本・何十本・何百本かに一本は極端なハズレに当たってしまう可能性は御座いますので、一応まあ参考までに。

 ※ とは言っても中古とて色々。 既にトラスロッドを回しきって しかしパッと見ではストレートを演出しているような品。 ハイ起きのネックの根元に詰め物をして真っ直ぐを演出している品など・・ 実際に手に取り精査してみないと何とも言えないモノも多いですから、その辺りは予め十分ご注意のほどを。

 それからもう一つ。

 サンバースト系や木目が見えるナチュラル系、こういったタイプは個々によって木目や杢目(もくめ)の模様が随分と異なる事も多いですが、しかし新品が届くまでこういった木目模様はシークレット。 手にして見るまで全く分かりません。

 ちょうどキレイな木目模様部位であれば一安心ですが、中にはツギハギ部分を境に模様や色調が大きく変わってカッコ悪いものや、(一部のギターやベースを除き、一般的には数枚の板を張り合わせボディは作られておりますので、その合わせ部分の境がくっきり出てしまうことも多いです)

 そもそも浮き出ている杢目自体がちょっと気持ち悪いなんてものも。

 しかし中古であれば、こういった欠点はほぼ皆無。 実際に手にして目にして購入することが出来ますので ^^

 というわけで以上、ギターやベースの中古について、私個人的な見解でした。

 ※ なお、これらはあくまで私の個人的な私的見解でしかありません。 見解は人によって違いますので、あくまで個人的な意見としまでに願います。